私は中学生の時、全然勉強が出来ませんでした。宿題は出来たのですが、受験勉強が全然はかどらなかったのです。特に夢もなく、ただぼんやりと過ごしていました。不真面目ではなく、クラスの中間ぐらいの成績を取っていたのです。そんな私が勉強に励むきっかけとなった事があります。それは、褒められた事です。これはとても単純に思えるかもしれませんが、面と向かって褒められると、気分や今までの感情が一気に上がったのを覚えています。ある日、私は国語の成績がぐんと上がりました。その理由が、「あなたの書く文章はとても面白いね」と言われた事でした。丁度小論文を書いている時で、ただ単純に作文の練習をしている時のことでした。そこから私は文章、つまりは創作をする事に没頭しました。褒められて伸びる、と言いますが、そこから国語の成績がぐんぐんと上がっていきました。文章を書く癖をつけ、同時に本も良く読むようになりました。成績が上がると周りも褒めてくれます。自分が頑張れば、これだけ褒めてくれるのだ、自分を見てくれるのだと思うようになりました。そうして私は国語以外の勉強にもやる気が出るようになり、勉強に励むようになりました。私はとても単純だったのだと思います。その一言だけで成績は上がったのですから。ですが、単純だからこそ、今まで誰にも言われたことがなかったので、成績のあがるきっかけとなりました。後悔している事としては、人からの言葉でこれほど上がるなら、最初から人の言葉に耳かすべきだったなと思います。褒め言葉は本当に言霊の力があるのでは無いかと思います。誰かのその一言で、全てが変わりました。私にその言葉をくれたのは友達の中の一人でした。そのともだちにとても感謝しています。もしも今成績が上がらずに困っている人がいるならば、まずは誰かの言葉に耳を傾けて欲しいです。そうすれば、勉強に励むためのヒントになるのではないでしょうか。是非頑張ってください。
20歳女励ましの言葉で成績上がった
