食べることとゲームが大好きな23歳女です。現在は看護師をしながら手話奉仕員という耳が聞こえない人達の生活を助ける支援などをしています。手に職を持ち充実した生活送る私ですが小学、中学、高校と勉強ができず、いつもクラスで下から1~2番目を争うようほどテストの点が悪い生徒でした。高校進学時には担任の先生から「行く高校ありませんよ」と言われたほどです。勉強ができないだけで、授業態度や身だしなみ、日頃の生活態度は至って真面目な生徒だっため、そこを評価され何とか高校に進学することはできました。勉強をするようになったのは高校3年生の時、初めて将来の夢という目標を持った時です。それまでは今が楽しければ良いや…なんて考えで将来のことなど考えず日々を過ごして来ましたが、周りの友人達が就職活動や受験勉強を初め出して危機感を持ち始めました。それから私にできることは何だろう、自分の好きなこと、やりたいことは何だろう…と考える日々が続いたある日、私には90歳になる料理に洗濯何でもこなす元気な祖母がいるのですが、そんな祖母が、山に芝刈り行った後、腕の痛みを訴えて寝込んでしまいました。家族は皆、そのうち元気になるだろう…何て考えて気にもしてなかったのですが私は祖母の様子が気になり腕を見てみるとビックリ。痛みのある腕が腫れ上がり見ていて痛々しいほどの状態に。直ぐに病院に駆け込み骨折していることが判明しました。祖母は治療のため暫く腕を動かすよことができないため、体を洗ったり包帯を交換したりなど私は献身的に介護を行いました。無事骨折が完治した後、祖母から泣くほど感謝され、私の中で「人の助けをする仕事がしたい」と思うようになりました。この出来事が切っ掛けで私は看護師になる夢を持ちました。勉強をまったくして来なかったので、看護学校に受かる為に寝る間も惜しんで必死に勉強を行い無事に看護学校に入学することができました。入学後も実習に勉強に休む暇などなく大変でしたが、夢のために頑張れる日々がとても楽しく充実した毎日でした。今、昔の勉強のできなかった自分を思い出すと、勉強ができないのではなく勉強をする理由が見い出せなかっただけなんだと思います。同じように勉強ができずに悩んでいる皆さん、自分と向き合い目標を見つけて見てください。きっと自分の勉強という形でやるべきことが見えてくると思います。
23歳女性、目標を見つけることで勉強ができるようになった
