私は中学時代に英語が最初苦手でした。小学生時代にしていた勉強の延長である、国語、数学、理科、社会といった科目はトップクラスの成績だったのですが、英語は中学生になってから初めて学習したので最初どう勉強していいのかさっぱり分からなかったのです。なんと最初の簡単な内容の定期テストだったにも関わらず60点という点数を取ってしまいました。他の科目はほとんど100点に近い点数をとっていた私にとっては衝撃的であり、人生初めての勉強での挫折でした。また、高校はどうしてもある進学校にいってその高校でやりたいことがあったので、その夢が叶わなくなるのではないかという絶望感を感じました。そこから母親とともに猛特訓が始まりました。結局のところ、英語では何を勉強すれば点数につながるということが全く分かっていなかったので、そこを母親から教わりながら、毎日夜にマンツーマンで勉強することになりました。その結果、二回目の定期テストでは、96点をとることができました。結局のところ、新たな学習に対応できていなかったという感じでした。母親との特訓では、問題集を購入してそれのコピーをとって繰り返し行うという勉強も行いました。それを延々と繰り返していくことで、英語分野でどういった意図でどういったところが問題として出題されるのかが把握できました。きっと勉強ができるようになるためには自分が出題者になれるぐらい問題傾向を把握する必要があることが分かりました。それからというものの、友人や家族を相手に、新たに勉強した分野の問題を自分が出題するという習慣を継続するようにしました。出題することによって自分の頭に定着して、なおかつ出題者の気持ちになって効率的に必要なところを勉強できるようになるためです。また、このような勉強方法をするためにはともに勉強をがんばる友人、家族が必要です。そういった意味では私は友人、家族に恵まれていて、そのおかげで成績を伸ばすことができたのだと思います。つまり勉強だけしていればいいという問題ではなく、日常の友人や家族との関わり方も成績に影響してくると私は思っています。勉強で伸び悩んでいる方は、もちろん勉強を頑張ることも大切ですが、それ以外のところで人と関わっていい人間関係を構築していく努力もしていくことをおすすめします。
33歳女性 出題者の気持ちになって問題傾向を把握し成績アップ
