わたしは中学生までは、真面目だったので授業にきちんと参加していて普通の子くらいの成績はありましたが、高校進学後、一気に成績が低下して下から数えてすぐくらいに落ちぶれてしまいました。その結果、他の子が行くようなレベルの大学には行けず、私立の偏差値がとても低い大学でさえギリギリ合格といった形で大学へ進学することになりました。大学進学当初は、自分の能力は中学生レベルで、きっと底辺な成績でしか卒業できないと思っていました。そして、大学入学後の試験の時も一生懸命勉強してもギリギリな成績で単位を取っていました。ところが3年生くらいになって、周りのみんなが教科書の復習からではなく、真っ先に過去問から試験勉強に取り組んでいるのを見て、自分も真似してみたのがきっかけで、成績がぐんぐん伸びて、しかも試験勉強の時間もだいぶ減らすことが出来ました。それまでも過去問は活用していたのですが、教科書を復習して試験前日に確認として解いてみるといった感じで活用していました。わたしがどのように過去問から試験勉強を始めて成績が上がったかを説明します。まず、過去問を出来るだけたくさんの年数分集めます。最低5年分くらいはあった方がいいし、大事な試験の場合は10年分プラス有識者が作った予想問題もあった方がいいです。それをまず近年の分から解きます。そして答え合わせをします。もちろん、勉強していないのでそんなに良い点数にはならないと思います。最初はそれでいいのです。そこから、答えあわせをしつつ、その問題に赤い文字で解答を書き込みます。なぜ赤い文字かというと、赤い文字は赤い下敷きで消えるので、その問題用紙を使って答えを暗記できるからです。よく暗記用に赤い下敷きと赤いペンのセットが売っていると思います。そして、1年分覚えたらまた違う年度の過去問を解いて、終わったら同じように暗記します。そしたら、だんだんと解ける問題が増えてきて、最終的には結構いい点数が取れるようになります。要は、試験に出るようなところがどこかをまず過去問を解いてある程度分かった上で勉強した方が効率的に勉強ができるということなのです。暗記だけだと臨機応変に対応できないとかよく言うけど、それは暗記するときに単語としてしか暗記せず、意味を理解しながら読んでいないからです。意味を理解しながら暗記したら、効率的に成績が上がるので、この方法を高校の時から知っておきたかったです。
34歳女性 過去問の暗記でどの教科も成績が上がりました
