現在独身の40代で教育関係の仕事をしています。小学生の頃は勉強が苦手でもあり、社会の時間や国語の時間は特に退屈でした。小学3年生の時に「くろう」「くふう」の区別が理解出来なかったのです。もちろん成績は酷いもので、父親に通知表を見せるのが恐怖でした。国語力はやはり簡単な活字を読む必要があるのでしょうか。高校の頃にはこれでも9割以上は取れるまでに成長しました。ただ伸びたきっかけは得意科目を伸ばす→他の教科も相乗効果で成績が上がる→苦手科目を克服するという順序でした。私の場合は得意科目から数学、社会、英語、理科、国語の(中学)だったので、勉強すれば確実に点が取りやすい暗記科目の社会や英語(理解力も必要だが、やはり勉強しないと伸びない)など勉強して、自信をつけるということを目的としました。塾の先生や教育関係の先生によっては苦手科目から勉強するという意見もあると思います。ただここでの目的は自信を持つことと、勉強が楽しいと思えることなので、得意科目から伸ばすという作戦が有効に活用できると思います。成績が中学1年の頃は平均点だったのが、卒業する頃には学年で20番以内までに入れるまで伸びました(在籍約300名)。大学はMARCHレベルです。これがハイレベルかどうかは別として、上位15%なので過去の私の学力からすればかなり伸びたように思います。後悔している点として、姉に一度プライドを傷つける発言をしてしまいました。僕の方が勉強できるよね…と。嫌な人間だったなと思います。学力と人間性は必ずしも比例しない。つまりなんのための勉強かと問われれば成績が全てではないと思います。勉強を教える仕事に従事する人間として、主要3科目が出来る人間で極端に他の科目が苦手という生徒はほとんど見たことがありません。唯一伸ばすのが難しい科目は国語だと思います。塾へ行く必要性があるとすれば現代文、古文だけかなと思いますが、好きこそものの上手なれ。得意科目から勉強してみてはいかがでしょうか。
40歳男 得意科目を伸ばして全科目が伸びる
