40代の主婦です。私は、小さい頃からおっとりしていて、絵や地球儀が大好きでした。親も勉強しなさい、と言わない家庭だったのもあり、小学校に入っても勉強に興味はありませんでした。しかし、絵本が好きで、小さい頃から絵本は眺めていました。それから、本が好きになり、勉強は学校でしかしない程度でしたが、本は図書館の本がなくなるのではないか、と思う程に読みました。それから、辞書というものに興味が湧き、小学校高学年になると、辞書ばかり読むようになりました。今でいう、ネットサーフィンのような辞書の使い方をしました。辞書は、たくさんの新しい事を教えてくれ、知りたい事を明確とは言わないものの、きっかけを作ってくれました。そんなあたりから、授業を聞くと聞き流す部分がなく、すっと頭に入るようになりました。そして、それは、頭から抜ける事がなくなりました。自分で、吸収している感じを実感するようになり、テストも一問一答では物足りなくなり、自分なりの見解を考えながら、テストも受けるようになりました。テストの点数もほぼ満点ばかりとるようになりましたが、両親は褒めますが、褒めすぎる事もありませんでした。勉強につながった辞書漁りは、あくまでも遊びの延長戦だと考えていたようで、自分のしたい事を常に探す事を両親は勧めました。その距離感も良かったように思います。慢心にはつながりませんでした。中学生になると、公立中学校でしたが、ほぼ5番以内に入る成績になりました。周囲の両親以外の大人は難関の高校を進めましたが、両親は自分の行きたい高校を探したらいい、という感じで、それはわが家の日常でもあったので、私は、学校を自分で調べて自分に合っていると思った学校を選びました。当時は、英語や外国語の勉強ができると画期的な謳い文句の学校を選びました。英語を特に得意と思った事はありませんでしたが、好きだったので決めました。高校でも、塾に行くことはなく、勉強もせずにアトリエやアルバイトに明け暮れましたが、大学に進学できました。私の、勉強のインプットは辞書であり、アウトプットが学校の授業やテストだったと思います。
46歳女 辞書に出会って苦労せずに勉強ができるようになりました
